五人囃子 ごにんばやし

 五人囃子の楽器

五人囃子の楽器 能管/大鼓/小鼓/締太鼓

能管 のうかん竹に漆(うるし)が施されていて、指孔の部分以外にはは樺巻(かばまき)といって桜の表皮を細くしたものを巻きつけてある。

大鼓 おおかわ:「大」の文字が入っているので、小鼓よりデッカイのではと思うかもしれないが、大きさはそんなに変わらない。膝の上に載せて演奏する。「太鼓」ではなく「大鼓」なので注。「おおつづみ」とも

小鼓 こつづみ左手で調緒(しらべお)を緩めたり締めたりすることで音程・音色を調節する。右肩あたりに置いて演奏する。

締太鼓 しめだいこ:能や長唄の囃子などに広く用いられる。木の円筒に、金属のリングを使って皮を張ってある。皮は紐(縦調べ,たてしらべ)で締め上げてある。

五人囃子というけれど、楽器は4種類。もう一人は「謡い」だ。