フェルメールの絵画 The Concert

オランダの画家として知られているヨハネス・フェルメール。
その作品のひとつ「The Concert 合奏」には、3人の音楽家が描かれている。

私には絵画を解説できる様な知識なんぞ無いもんだから、楽器が描かれている作品をイラストにして楽しんでいる。

ヨハネス・フェルメール「The Concert 合奏」
フェルメールの「The Concert 合奏」
女性が演奏している鍵盤楽器はハープシコード(チェンバロとも)。
背中をむけた髪の毛長いおっさんが弾いているのはリュート。糸蔵が大きく角度をつけて後ろに曲がっているのがリュートの特徴だ。
そして、それらを伴奏にして歌っている女性。以上3人が描かれている。

描かれている楽器は他にもある。
手前に ごろんと転がしてあるのはヴィオラ・ダ・ガンバ。
それと、布を被せた机(?)の上にも楽器がちょこんと乗っかっている。これはヴァイオリンのようだがヴァイオリンではない。本物の絵を見ると分るが糸蔵が長い。ヴィオラ・ダ・モーレとかいう弓奏楽器かもしれない。